9日、『Sky Sports』は「マンチェスター・ユナイテッドの株価は、月曜日に過去3年で最低の額にまで落ち込んだ」と報じた。

日曜日に行われたチェルシーとの試合では、ジェシー・リンガードの得点で先制するも、終了間際にジエゴ・コスタのゴールで追いつかれてしまったマンチェスター・ユナイテッド。

今季は既にチャンピオンズリーグで敗退しており、ヨーロッパリーグでは不人気で多くのチケットが余っている状況にもあるという。

そしてこれらの状況に市場は冷淡に対応しているようだ。

ニューヨーク証券取引所に上場されているマンチェスター・ユナイテッドの株価は、月曜日に14.50ドル(およそ1659円)から13.79ドル(およそ1577円)に一時急落した。

最終的には14.10ドル(およそ1613円)まで持ち直したものの、この1日での損失は2.89%という大きなものとなっている。

そして、この14.10ドルという価格は2012年2月、デイヴィッド・モイーズ体制の終焉が近づいていたころ以来の低水準となっている。

先日マンチェスター・ユナイテッドはアディダスとの間で総額7億5000万ポンド(およそ1250億円)という契約をまとめており、コロンビアやテーラーメイドなどのブランドとも関係を作っている。

しかし、クラブの成績自体が落ち込んでいる状況で、そこに投資している人々の視線は徐々に離れているのかもしれない。

なお、木曜日にはマンチェスター・ユナイテッドの第一四半期決算が発表される予定となっており、そこで再び投資家の注目を集めることになるだろう。

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