2006年にワールドカップが行われたこともあり、高スペックのスタジアムが揃うドイツ。
国内最大のスタジアムはドルトムントがホームとして使用するジグナル・イドゥナ・パルクであり、そのキャパシティはおよそ8万1000ほど。素晴らしいスタジアムが多いドイツとは言え、8万人を収容できるのサッカー場は一つしかないのだ。
しかし、ドイツでも最大級の新スタジアムが誕生することになるかもしれないという。『StadiumDB』が伝えている。
RB Leipzig with Germany's second largest stadium?! https://t.co/XDwbWz4pFP pic.twitter.com/NxUuimOq5q
— StadiumDB.com (@StadiumDB) 2016, 2月 3
一般的に、8万人規模のスタジアムというのはビッグクラブが所有しているか、あるいは国立競技場やオリンピックスタジアムという指定を受ける。8万人というキャパシティはそれほどの規模であるのだ。
しかし、今回の報道によれば、8万人規模のスタジアム建設を目論んでいるのはブンデスリーガ2部に在籍するRBライプツィヒであるという。
Herzlichen Glückwunsch, @davieselke27! Unsere Nummer 27 feiert heute seinen 21. Geburtstag. #Selke #DS27 1/2 pic.twitter.com/rmDGgLyTVD
— RB Leipzig (@DieRotenBullen) 2016, 1月 20
RBライプツィヒは、飲料メーカーのレッドブルが2009年に買収したことで誕生したクラブ。
新興チームながらラルフ・ラングニックをスポーツディレクターに据えると右肩上がりに成長していき、昨シーズンは初年度となるブンデスリーガ2部で5位につけた。
これまで1部相当のブンデスリーガに昇格した経験がないRBライプツィヒ。現在ホームとして使用しているレッドブル・アレーナのキャパシティは4万2000ほどであるが、その平均観客動員数は約2万8000。
そうした事情からかなり驚きをもって伝えられているのだが、ブンデスリーガで結果を残せるようになれば8万人規模の自前のスタジアムを建設する計画があるという。
仮にRBライプツィヒが8万人のスタジアムを建設すればドイツでは2番目に大きなものとなり、バイエルンがホームとして使うアリアンツ・アレーナやシーズンのCL決勝が開催されたベルリンのオリンピアシュタディオンを凌ぐ規模となる。