『Super Sport』は「ワトフォードのナイジェリア代表FWオディオン・イグアロは、昨年夏に中国2部から受け取ったオファーの額を明かした」と報じた。
昨季2部リーグでゴールを量産して注目を集めたイグアロは、夏に中国2部(当時)の河北華夏幸福から大きなオファーを受け取り、それを断ったことを明かしていた。
今回彼が『Daily Mail』に話したところによれば、なんとその金額は最終的に週給30万ポンド(およそ5085万円)以上、年俸換算でおよそ26億4000万円まで膨らんでいたという。
オディオン・イグアロ
「僕は移籍に近づいていたよ。彼らは移籍金1000万ポンド(およそ16.9億円)を入札し、僕には週給20万ポンド(およそ3390万円)を提供してきた。その4年契約だ。
3日間眠れなかったよ。そのようなお金は、断るには難しいものだった。
数人のチームメイトはドレッシングルームでこう言うんだ。『こんなチャンス逃すべきじゃない』と。でも、僕はその意思決定には飛び込まなかった。
神に祈ってみたら、それは僕のためにはならないと言っていた。金額がどんなに大きなものであろうともね。
僕は、神が自分を導いてくれると知っていた。そして、その時僕は中国には行きたくないと言ったんだ。
彼らはもっと多くの金額を提示してきた。それはもはや週給30万ポンドを超えていた。僕は彼らに言ったんだ。『金の問題じゃないんだよ』と」
なお、イグアロはその当時週給3万ポンド(およそ508.5万円)であったようで、中国からのオファーはなんと10倍以上だったということになる。