コパ・デル・レイは準決勝。
3日、バルセロナはホームにバレンシアを迎え1stレグを戦ったのだが、前半30分のうちに3ゴールを奪うなどし7-0と大勝している。
DESCANSO | @FCBarcelona_es 3-0 @valenciacf @LuisSuarez9 () y Messi () dan ventaja a los culés #CopadelRey pic.twitter.com/VnHSQjg9t6
— LaLiga (@LaLiga) 2016, 2月 3
なかでも圧巻だったのは12分に生まれた2点目だ。
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セルヒオ・ブスケツがピッチ中央でボールを持つと、バレンシアDFの背後を取ったアレイシ・ビダルがオーバーラップ。
するとビダルめがけてブスケツが正確なボールを送り、これをマイナス方向に折り返すと、最後はフリーになっていたスアレスが右足を振り抜く!
このゴールのポイントとなったのは、アレイシ・ビダルのオーバーラップだろう。
いつものように、左右に幅を取ってパスを回していたバルセロナ。
このゴールが生まれる少し前、アレイシ・ビダルにはこのように丸で囲ったバレンシアの選手がしっかりと対応していた。
しっかりと首を振っており、自身のマークであることを自覚しているように見える。
しかし、バルセロナがパスをめまぐるしく回すことで選手のポジションは徐々にズレ始め、ブスケツがボールを持つ頃には…
すっかりボールウォッチになっている。ビダルとブスケツは、こうしたバレンシア守備陣の隙をしっかりと突いたわけだ。
パスが出た時点で「勝負あり」だが、全てが正確だからこそ生まれた得点だった。