『Kingfut』や『Nilesports』など各メディアは「元フランス代表MFフローラン・マルダは、エジプト・プレミアリーグのワーディ・ディーグラと契約した」と報じた。
フローラン・マルダは1980年生まれの35歳。2003年にギャンガンからリヨンに加入し、クラブの歴史的な連覇に大きく貢献したことで知られている左ウイングである。
2007年にはチェルシーへとステップアップし、フランス代表でも長くプレーしていたことで知られている名選手だ。
昨年フランス・リーグアンのメスでプレーし、チームが降格したために退団。その後はインディアン・スーパーリーグのデリー・ダイナモスでプレーし、12月からはフリーになっていた。
このところエジプト・プレミアリーグで存在感を発揮しているワーディ・ディーグラであるが、今季は14試合を終えて降格圏手前の17位と低迷。
それを脱出するために先日マゼンベを解任されたパトリス・カルテロン氏を招へいし、今回さらに大型補強に成功した。
なお、ワーディ・ディーグラは2002年に創設された新しいクラブであるが大きな育成組織を持っており、チェルシーとはパートナーシップを結んでいる関係だ。
もしかしたらそのコネクションもあってマルダが獲得されたのかもしれない。