アメリカ・NPSLのマイアミ・ユナイテッドは29日、元ブラジル代表FWアドリアーノを獲得したことを発表した。

2000年代にインテル・ミラノやパルマで活躍し、ブラジル代表として2006年のドイツワールドカップにも出場したアドリアーノ。

ロナウド後の「怪物」として大いに期待されていたが、その後はピッチ内外でのトラブルで表舞台から徐々にフェードアウト。2014年4月にアトレチコ・パラナエンセを退団した後、2015年1月にはフランスのル・アーヴル加入が最終的に破談となるなど、長くフリーの状態が続いていた。

そんな彼を今回獲得したのは、アメリカのマイアミ・ユナイテッドだ。フロリダ州マイアミビーチをホームとする2012年創設のクラブで、アメリカの4部リーグの一つ、ナショナルプレミアサッカーリーグ(NPSL)に所属。アドリアーノは今後、メジャーリーグサッカー(MLS)でのプレーを視野に入れているようで、マイアミのロベルト・サッカ会長も今回の入団はそれをサポートするものでもあると語っている。

まだ33歳のアドリアーノ。故郷のリオデジャネイロ同様ビーチには事欠かない観光都市で再起を図る。

マイアミ・ユナイテッドのホーム、フラミンゴ・パーク(収容1000人)でのリーグ戦はこんな感じ。ちなみに、相手の「マイアミ・フュージョン」は1997年から2001年にかけてMLSに参戦していたクラブとは別のクラブである。

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