AFC U-23選手権の準決勝でイラクを破り、6大会連続となる五輪への切符を掴んだU-23日本代表。

その劇的な展開から日本でも大きな話題となり、試合を地上波で中継していたテレビ朝日では18.7%の視聴率を獲得したという。日本は30日(土)、アジアの覇権をかけ韓国との決勝戦に挑む。

イラク戦終了後、U-23日本代表の選手たちはTwitterに感謝や喜びの気持ちを数多く投稿していた(まとめ記事はこちら)。

その中にはこんなものがあった。

こちらは、サンフレッチェ広島FW浅野拓磨がツイートしたものである。添付されていたのは、移動用のバスに乗り込んだ選手たちの写真だ。おそらくイラク戦後のものなのだろう。

選手が移動するバス車内に、メディアは入ることができない。クラブの広報スタッフも基本的には別の移動手段をとるため、車内の様子を窺うことは難しい。そのため、それを知るにはこのように選手発信のSNSに頼ることになるのだ。

サッカーチームのバス車内の座席には、人間関係が反映されると言われている。仲の良い選手が近くに座り、ベテラン選手には特等席が用意される。かつて、日本代表のを乗せたバスの最後列左奥は「キングシート」と呼ばれ、三浦知良が座っていた。

では、今回のU-23日本代表の選手たちは、どのような位置関係で座っていたのだろうか?

今回は、浅野拓磨が投稿したこの写真を手掛かりに、U-23日本代表選手たちのバス車内での座席を割り出してみる。そこから、選手の人間関係が見えてくるかもしれない。

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