AFC U-23選手権の準決勝でイラクを破り、6大会連続となる五輪への切符を掴んだU-23日本代表。
その劇的な展開から日本でも大きな話題となり、試合を地上波で中継していたテレビ朝日では18.7%の視聴率を獲得したという。日本は30日(土)、アジアの覇権をかけ韓国との決勝戦に挑む。
イラク戦終了後、U-23日本代表の選手たちはTwitterに感謝や喜びの気持ちを数多く投稿していた(まとめ記事はこちら)。
その中にはこんなものがあった。
リオ五輪への切符を掴むことができました!
u23日本代表に関わっていただいた全ての人のおかげです。
ありがとうございます!
まだ決勝、そしてオリンピックがあるので引き続き共に戦ってください!
pic.twitter.com/BEd8fYcjPF
— 浅野拓磨 (@AsaTaku29) 201, 1月 26
こちらは、サンフレッチェ広島FW浅野拓磨がツイートしたものである。添付されていたのは、移動用のバスに乗り込んだ選手たちの写真だ。おそらくイラク戦後のものなのだろう。
選手が移動するバス車内に、メディアは入ることができない。クラブの広報スタッフも基本的には別の移動手段をとるため、車内の様子を窺うことは難しい。そのため、それを知るにはこのように選手発信のSNSに頼ることになるのだ。
サッカーチームのバス車内の座席には、人間関係が反映されると言われている。仲の良い選手が近くに座り、ベテラン選手には特等席が用意される。かつて、日本代表のを乗せたバスの最後列左奥は「キングシート」と呼ばれ、三浦知良が座っていた。
では、今回のU-23日本代表の選手たちは、どのような位置関係で座っていたのだろうか?
今回は、浅野拓磨が投稿したこの写真を手掛かりに、U-23日本代表選手たちのバス車内での座席を割り出してみる。そこから、選手の人間関係が見えてくるかもしれない。