日本でも大きな話題となった、リヴァプール監督ユルゲン・クロップの“メガネ事件”。
先週末行われたノリッジ戦で劇的な勝利を収めたクロップ監督は、ゴール後に選手たちとともに喜びもみくちゃにされ、かけていたメガネが壊れてしまったのだ。
これにより、クロップ監督はメガネをかけることができず、裸眼のまま残りの試合を見ていたのだ。
後日、クロップ監督は新しいメガネをかけて記者会見に登場。会見場では「メガネを壊したベンテケは弁償するのか?」と尋ねられ、「もちろんしない」と答えている(詳細はこちら)。
そんなクロップ監督のメガネについて、意外な場所から反応があった。それがこちら。
Our @EuropaLeague clash with @LFC is less than a month away! We're making sure we're ready for #Klopp & Co... #FCA pic.twitter.com/Q569xdiNQG
— FC Augsburg English (@FCA_World) 2016, 1月 26
こちらは、ブンデスリーガに所属するアウクスブルクのツイートである。
クロップ監督はアウクスブルクを率いていた経験がなく、現役時代もプレーしていたことはない。にもかかわらず、なぜ他クラブのTwitterがクロップ監督に反応したのだろう?
実はこのアウクスブルク、来月行われるUEFAヨーロッパリーグのラウンド32でリヴァプールと対戦する予定であるのだ。
ツイート内容は以下の通り。
「我々がUEFAヨーロッパリーグでリヴァプールと激突するまで、1ヵ月を切りました!クロップ監督たちのために、我々は準備ができています…」
こうツイートしたアウクスブルクは、何やらガラスの中に入れられたメガネの写真を添付した。
このガラスには「緊急事態の際には、ガラスを破ってください」と書いている。つまり、またクロップ監督がメガネを壊してしまった時のことを考え、このようなユーモアあるメッセージを送ったのだ!
アウクスブルクもリヴァプール戦を楽しみにしているのだろうか。いずれにしても、このユーモアは最高である。
ちなみに、アウクスブルクといえば以前にもTwitterでジェラール・ピケに向けメッセージを送り、ピケ用のユニフォームを作るなどTwitterアカウントがなかなかおもしろい試みをしていた。ナカの人がクリエイティブであるに違いない!
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