『Mirror』は「スタンダール・リエージュへの期限付き移籍が決まったスペイン代表GKビクトル・バルデスに対し、新しいチームメイトから不要論が出された」と報じた。

2014年夏にバルセロナを退団したビクトル・バルデスは、半年間の浪人時代を経て昨年1月にマンチェスター・ユナイテッドに加入。

ところが、ルイス・ファン・ハール監督との関係がこじれたことから今季は背番号すらも与えられず、存在が宙に浮いた格好となった。

彼は昨日ついにベルギーの名門スタンダール・リエージュへの期限付き移籍が決定し、新たな活躍の場を見つけることに成功している。

だが、そのスタンダールに所属しているトーゴ代表MFマテュー・ドセヴィは以下のように話し、ここまでチームに貢献してくれているGKギヨーム・ウベールを置き換える理由がないと主張した。

マテュー・ドセヴィ

「もちろん、ビクトル・バルデスは偉大な選手だ。しかし、スタンダール・リエージュは本当に彼を必要としているのか、真剣に疑問に思う。そして、僕は必要であるとは思わない。

我々は偉大なゴールキーパーであるギヨーム・ウベールを持っている。彼はファンタスティックな選手だ。

ギヨームはこれまで我々のクラブで輝かしいものを見せてきた男だ。選手たちは皆彼を全面的に支えている。

僕はそれが普通のことだと思う。ギヨームのおかげで、我々はカップ戦の決勝まで進むチャンスを得ることが出来たんだ。この地球上のどこに彼を置き換えなければならない理由があるんだい?」

ギヨーム・ウベールは1994年生まれの22歳。フランスのヴァランシエンヌでユース時代を過ごしたものの、2012年にスタンダール・リエージュに移籍し、今季ポジションを掴んだ若手GKだ。

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