今年からMLSのニューヨーク・シティFCのトップチームを率いることになったパトリック・ヴィエラ。
彼がかつての上司であるアーセン・ヴェンゲル、そしてジョゼ・モウリーニョについて語ったと、『The Sun』が伝えている。『Times』からの引用だとしている。
Arsene Wenger will not like to hear what Patrick Vieira has to say about him... https://t.co/gkEPlvs1ND #Arsenal pic.twitter.com/UrboMi1r1n
— The Sun - Football (@TheSunFootball) 2016, 1月 23
ヴィエラは、自身が選んだドリームイレブンを率いるとすれば誰がいいかと聞かれるとこう答えたそうだ。
パトリック・ヴィエラ(ニューヨーク・シティFC監督)
「ジョゼ(・モウリーニョ)だね。彼は自分により影響を与えた監督だよ。
アーセン(・ヴェンゲル)はより自分のチームに専念している。彼は選手たちに自分自身を表現させるための自由を与えている。違うスタイルだよね」
ヴィエラはアーセナルで9年間を過ごし、プレミアリーグやFAカップを勝ち取った。その後、セリエAへと移籍し、インテル時代にジョゼ・モウリーニョとともに働いた。
モウリーニョについてはこうも述べたそうだ。
「彼は自分に感銘を与えたひとりだ。特に労働観(職業観)においてね。
彼は相手について、強さや弱さについての全てを知っていた。
そのディティールは信じられないものだった。彼がそれぞれの選手に望んでいることは全てがとても明快だった。
チェルシーで何があったのかは分からない。でも、彼は常に選手たちの能力を最大限に引き出してきた」
また、ヴィエラはヴェンゲルの後継者としてアーセナルを率いるのではないかと言われてきたが、かつてのボスからアプローチはなかったそうだ。
「あのクラブ(アーセナル)を指揮するか、もしくは関わることについて、誰からも一度も連絡を受けていない。
何かを期待していたよ。でもそれはやってこなかった。
そのことで死にはしなかったけどね。
彼(ヴェンゲル)は忙しい人さ。かなり長い間、彼と話してないんだ」