20日、イングランド・プレミアリーグのアーセナルは、公式サイトでアーセン・ヴェンゲル監督のインタビューを掲載した。
今週でアーセナル加入から10年を迎えるウォルコット。10代でイングランド代表に選ばれワールドカップにも帯同した彼であるが、何度かの怪我も経験し、順風満帆とは行かなかった。
しかし今季は層が薄くなってしまった最前線を支える活躍を見せ、センターフォワードとしての起用にも十分に応えるなど、第二のブレイクを果たしている。
チームを率いるアーセン・ヴェンゲル監督は以下のように話し、ウォルコットの知性や態度を賞賛した。
アーセン・ヴェンゲル
(アーセナル監督)
「セオ・ウォルコットは非常に知的だ。彼は常にスピードを持っており、オフ・ザ・ボールでの動きは常にパーフェクトだ。
チームワークをより意識しており、フィニッシュの面でも同様に成長してきたと思う。10年前と比較すれば絶対的な違いだ。
彼はゴールを奪うために多くのチャンスを必要としていたが、今日ではフィニッシュもとても良くなった。彼は最終的なプレーとテクニックで非常に成長している。
10年間ここにいて、彼はまたアーセナルへの愛を示してくれているし、私は次の5年間さらに多くのものを与えてくれると確信している。
なぜなら、彼は常に前進しようとしており、改善しようとトライする男であるからだ。彼はとても前向きな態度を持っている。
サウサンプトンのFAユースカップで彼のプレーを初めて見たんだ。
私は決勝で彼を見た。今彼がプレーしている左サイドで起用されていて、その動きに魅了された。
彼のような選手は見つけるのが難しい。セオのオフ・ザ・ボールでの動きと知性は、彼のブランドであり、特徴である」