英国『Mirror』が、チェルシーのDFパピ・ジロボジの話題を伝えている。

彼は昨夏の移籍期限ぎりぎりのタイミングでチェルシーがナントから獲得したセネガル人DFだ。当時26歳だった彼にチェルシーが費やした移籍金は225万ポンド(3.8億円)。

ただ、その獲得はエヴァートンDFジョン・ストーンズの引き抜きが失敗に終わった後に急遽決まったとされており、ジョゼ・モウリーニョもプレーを一切見たことがないと明かしていた。

そういう経緯もあって、ジロボジには出場機会が全く与えられていない。チェルシーのユニフォームを着てピッチにたったのは一度きり。それもリーグカップでの3部ウォルソール戦で、後半アディショナルタイムに投入されたものである。

彼の契約は3年、もしくは4年とも言われているが、もはや退団は必至。仏紙『L'Equipe』では、シュトゥットガルトへ18か月間のローンで放出されるのではないかと伝えているそうだ。

最後に、彼のプレースタイルなどについて、Qolyのデーターベース情報で補足しておく。

Papy Djilobodjiについての、Qoly独自のデータベース情報

190cmを超える長身を誇る、セネガル代表DF。

若くしてナントに引き抜かれ、ボランチとしてデビューを果たしたレフティ。本職はセンターバックで、2011-12シーズンからは最終ラインに定着した。

長身でスピードもあり、テクニックもあるという凄まじい才能を持つ選手。サッカー選手として必要な要素を万遍なく備えているタレントである。

ただし、キックは凄い時もあれば酷い時もある。またフィジカル的にもとても無理が利くが、いとも簡単にやられることもある。つまりは才能は凄まじいが、安定感には欠ける選手とも言える。

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