『FourFourTwo』は「バレンシアの監督を務めているギャリー・ネヴィル氏は、目標はヘッドコーチやマネージャーではないと話した」と報じた。
先月初め、メディアの解説者を辞してバレンシアの監督に就任したギャリー・ネヴィル。ここまではなかなか結果が出ない状況が続いており、3日にはレアル・マドリーとのビッグマッチを控えている。
『Sky Sports』の取材に答えたギャリー・ネヴィルは以下のように話し、最終的な目標は指導者ではないと答えるとともに、新たな経験を求めていることを明かした。
ギャリー・ネヴィル
「私は最終的にどこへ辿り着きたいかという点について言うつもりはない。そして、それはマネージャーやヘッドコーチではない。それについてははっきりとさせておく。
それは、私の究極的な目標ではないんだ。自分の見解から言えば、私はこれまでやってきたことを本当に楽しんでいた。
この機会は正しいタイミングでやってきた。なぜなら、それはこのように考えさせたからだ。
『OK、4~5年サッカーから離れている。違った側面からのサッカーをたくさん経験してきた』
メディア、放送、ヘッドコーチ、そしてアシスタントマネージャー。サッカークラブの共同オーナーにも。それらの側面からサッカーを見てきた。そして他のビジネスからも。
私は常に出来るだけ多くの経験を求めていた。しかし、それらから離れて現在の物事に集中しなければならない時が来たんだ」
「(日曜日にはレアル・マドリー戦だ)
ロナウドがどれだけ良い選手かは知っている。私は彼のことを考えるために多くの時間は費やさなかった。それは特に彼に敬意を持っていないわけではないよ。
クリスティアーノ・ロナウドと対戦するとき、誰もが同じようなプランを思いつくことができる。しかし、彼は特別なことが出来る。40ヤードのフリーキック、ボールを持てば凄まじいことが可能だ。
私がより考えているのは、ディフェンダーに彼を止める最高のチャンスを与えることが必要だという点だ。それはMFについてもね」