『Omnisport』は「ブラジル代表DFチアゴ・シウヴァは、引退した選手が批判を続けることに対して反論した」と報じた。

このところ国際舞台でなかなかタイトルに届かないブラジル代表。2014年ワールドカップではドイツに大敗してしまい、コパ・アメリカでもベスト8で散った。

もちろん現在のセレソンに対しては多くのOBが批判を行っており、評価もなかなか上がらない状況が続いている。

しかし代表で中心的な存在になってきたチアゴ・シウヴァはこれらの批判にウンザリしていることを告白。かつての仲間に汚い言葉を浴びせているのを見るのは辛いと話した。

チアゴ・シウヴァ

「僕は、かつて選手だった者たちは沢山のナンセンスなことを話していると思うよ。

見てみなよ。彼らは経験してきた者であるし、それが簡単ではない状況だとは知っている。しかし、誰もが理解しなければならない。サッカーのクオリティは進化しているのだと。

批判は止まることがなかった。一部の人々はそういうことを言う。時に、テレビを見ていて不快に思うんだ。

まだプレーしているかつての同僚たちに対して悪い言葉をかけている、そんな古い男たちを見るとね」

「それは我々を本当に悲しませている。僕からすれば、ブラジルのサッカーは遅れているとは思えない。

もちろん、進歩は少し必要となっている。特に、我々のスタイルはもっとクリエイティビティが必要だ。なぜなら、それが今失われていると思うからね。

僕は思う。我々は少し自信を失っているのだと。しかし、ブラジルのサッカーは常に敬意を持たれている。特にヨーロッパではね。

ブラジルでは、我々はとても強い自己批判を持っているように思う。ここヨーロッパでは、人々はとてもいい話をしているよ。特にここでプレーしている選手について。例えばドウグラス・コスタだ。彼はバイエルン・ミュンヘンに行き、驚異的なシーズンを過ごしている。

これは、我々にはクオリティがあることを示している。そして、おそらく我々はそれをいい目で見ていないんだ。

しかし、我々には素晴らしい選手たちがいる。セレソンを間違いなく強くしてくれる偉大な者たちがね」

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