2015-16シーズンも折り返し地点を過ぎたプレミアリーグ。2日は後半戦の始まりとなる第20節が行われた。
ウェストハム・ユナイテッドは前半戦を終えて8位。クロアチア人のスラヴェン・ビリッチ監督のもと開幕直後、アーセナル、リヴァプール、マンチェスター・シティをアウェイで次々と破り大きな話題に。
その後は勝ちきれない試合が目立ちやや停滞していたものの、ここに来て頼もしい男が帰ってきた。
CHANCES CREATED PER MATCH THIS SEASON (inc. assists):
4.42 - Ozil
3.77 - Payet
3.19 - De Bruyne
2.94 - Eriksen
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— Premier League (@premierleague) 2016, 1月 3
ディミトリ・パイェット。ここまでチームトップの5ゴールを記録し、上のプレミアリーグ公式のツイートにもあるように1試合当たりのチャンスメイク数はメスト・エジルに次ぐ2位である。
天才的なテクニックを持つ28歳フランス人MFは、11月に足首の負傷で戦線を離脱。その後チームは勝利から遠ざかり、復帰を心待ちにする声が高まっていた。
そして2日のリヴァプール戦、2点リードの64分にエネル・バレンシアとの交代で復帰を果たした彼は、さっそくその極上のスキルを披露する。
Classic Dimitri Payet pic.twitter.com/mjzMNxDgxH
— Danny (@R9Rai) 2016, 1月 2
絶妙なシザーズで相手を一人交わすと、次々に寄せてくる選手に対して巧みなターンでボールキープ。
この男の復帰でチームがさらに上昇していくことを予感させるには十分のシーンだった。