1月の移籍は、クラブにとっても選手のとってもリスキーなものだ。

うまくいかなかったケースも少なくないが、ここでは『dailymail』が伝えた「プレミアリーグにおける1月の移籍トップ10」を紹介する。

FWクリストフ・デュガリー(2003年、ボルドー→バーミンガム※レンタル)

バーミンガムを降格の危機から救ったこのフランス人FWを上回るような1月のレンタル移籍は存在しない。加入後最初の10試合は無得点だったが、その後4試合で5ゴールを叩き出す活躍。彼がゴールした試合でバーミンガムは全勝し、残留を勝ち取った。

完全移籍した翌シーズンはほとんど貢献できなかったが、それは問題ではなかった。W杯優勝者でもある彼はセント・アンドルーズのヒーローであった。

DFネマニャ・ヴィディッチ
(2006年、スパルタク・モスクワ→マンチェスター・ユナイテッド)

700万ポンド(現レートで12.5億円)で獲得したヴィディッチのデビュー戦はショッキングだった。シティ相手に1-4で惨敗し、彼は高額なハズレになりそうに見えた。だが、彼が物事を変えるのにはそれほど時間は掛からなかった。

翌シーズンにプレミアリーグを制覇すると、その後5度も王者に輝いたのだ。そして、プレミアリーグにおける偉大なCBコンビのひとつをリオ・ファーディナンドとともに作り上げた。