ディナモ・ザグレブのMFアンテ・チョリッチに欧州強豪クラブがこぞって興味を示しているようだ。
チョリッチは1997年生まれの18歳。クロアチアの年代別代表を経験してきたエリート選手であり、将来を大きく嘱望されている攻撃的選手だ。
サッカーを始めたのは5歳の時。フルヴァツキ・ドラコヴォリャツに加わり、9歳の時にNKザグレブに移籍。2009年にはオーストリアのレッドブル・ザルツブルクの下部組織に加わった。レッドブル加入の際はバイエルンやチェルシー、そしてバルセロナも関心を示していたという。
2013年、ディナモ・ザグレブが90万ユーロ(およそ1.1億円)を支払って獲得。2014年にトップチームデビューを果たした。昨シーズンのヨーロッパリーグのアストラ・ジュルジュ戦に後半の77分から出場。ゴールを奪い、ヨーロッパリーグにおける最年少ゴール記録(17歳と157日)を樹立した。
そんな彼の獲得を狙っているのが、スペインの雄、レアル・マドリーであるという。『AS』の報道によれば、既に代理人と接触しており、1月の移籍について話し合っているという。
ディナモ・ザグレブとチョリッチの契約は2020年まで。1000万ユーロ(およそ13.2億円)の価値があると評価されているようだ。
なお、レアル・マドリーの他に、マンチェスター・シティ、チェルシー、インテル、バイエルン、ポルト、そしてバルセロナも狙っているという。激しい争奪戦となることは間違いなさそうだ。
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