今季チェルシーからクリスタル・パレスへ貸し出されたパトリック・バンフォード。そのローン期間は当初1年とされていたが、22歳の若手FWは自ら早期打ち切りを口にしたようだ。

『BBC』などの英国メディアが伝えている。

バンフォードは28日のスウォンジー戦後、アラン・パーデュー監督に伝える前にそれを公にしたという。

パトリック・バンフォード(クリスタル・パレスFW)

「これがパレスにおける僕のラストゲームだ。

正直になるなら、(パレスでの在籍期間は?)ひどいものだった。

ベンチに座りたかったり、プレーしたくない選手なんていない。

これは僕の決断だ。実のところ監督は僕と話してくれなかった」

イングランドでも期待される存在のバンフォード。昨季貸し出された2部ミドルズブラでは17ゴールと活躍し、『Player of the Year』にも選出された。

今季は満を持してプレミアリーグでのプレーに挑んだのだが、パレスでの出場機会はかなり限られたものだった。先発出場できたのはリーグカップのみで、プレミアリーグでは6試合全てが途中出場であり、合計でも120分に満たないプレー時間に留まっている。

そういった状況から、半年でローンを打ち切ると自ら口にしてしまったようだ。この話をメディアから伝え聞かされたパーデュー監督は多くを語らず、「考える時間が必要」だと認めたという。

2016年の初戦でパレスとチェルシーは対戦するのだが、それまでに何らかの動きはあるだろうか。

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