昇格組のワトフォードは今月20日にリヴァプールに勝利し、敵地でのチェルシー戦に引き分けるなどここまでまずまずの結果を残している。
キケ・フローレスのチームマネージメントにも注目が集まっているのだが、その躍進を語る上で欠かせないのがなんと言ってもナイジェリア人FWオディオン・イグアロの覚醒だろう。
Odion Ighalo has scored 30 league goals in 2015 - more than any other player in England’s top four tiers #MOTD pic.twitter.com/xASs73cGIz
— Match of the Day (@BBCMOTD) 2015, 12月 28
26歳のイグアロは昨年ワトフォードに加入し、2部チャンピオンシップで20ゴールをあげるなどチームの昇格に大きく貢献した。
柔軟なドリブルはプレミアリーグでも十分に通用しており、ここまで二桁ゴールをあげるなどチームの得点源となっている。
そんなイグアロ擁するワトフォードは28日、ホームでトッテナムと戦った。
試合はエリック・ラメラに先制ゴールを奪われスパーズに先制を許したのだが、イグアロが驚異的な身体能力を見せつけ同点ゴールをあげている。
後方からのクロスボールをトロイ・ディーニーが頭で合わせ、ボールはエリア内に。
イグアロにはトッテナムDFエリック・ダイアーがピッタリとついており前を向かせないような守備を見せていたのだが、ボールをワンバウンドさせるとダイアーが痛恨のヘディングミス。
これを見逃さなかったのがイグアロだ。ダイアーの体勢が崩れたのを見ると右足でDFの背後へとトラップ。さらに、超人的な加速力でこれに追いついてしまい、あっという間にゴールを奪ってしまった。
かわされたダイアーが振り向く頃には、すでにイグアロはシュートを放っていた。この後トビー・アルデルヴァイレルトとヤン・ヴェルトンゲンのベルギー代表コンビが必死にカバーリングに回ったのだが、イグアロの加速力はそれらを上回るものだった。
これでイグアロは6試合連続ゴール。今季のプレミアリーグでは14点目となり、得点ランキングで2位につけている。
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— BBC 5 live Sport (@5liveSport) 2015, 12月 28