26日に行われたサンダーランド戦に、4-1と勝利したマンチェスター・シティ。
マンデーナイトにアーセナル戦に敗れ首位争いから一歩後退していたが、今節では首位レスターと2位アーセナルが揃って黒星を喫した。その結果再び両者の勝ち点に肉薄しており、シティ次節は首位レスターとの大一番を迎える。
さて、そんなこの日のサンダーランド戦で3得点に絡む活躍を見せたのが、この夏およそ100億円とも言われる移籍金で移籍を果たしたケヴィン・デ・ブライネだ。
デ・ブライネはこのゲームで1得点2アシストと活躍。
Qolyでもその様子をご紹介したのだが、なかでも先制ゴールを生んだクロスボールは凄まじかった。
今回はその軌道をもう一度見てみよう。
12分、 アレクサンダル・コラロフが左サイドからクロスを上げるも転倒してしまい、このボールは右サイドへと大きく流れる。
するとこのボールを拾ったデ・ブライネがここからクロスボールを入れ、中で待っていたラヒーム・スターリングが頭で合わせ先制点を奪ったのだ。
ドフリーだったとはいえ、デ・ブライネのクロスボールは相当に高速である。相手に何もさせないような“鋭さ”があり、まるで全盛期のデイヴィッド・ベッカムのを彷彿とさせる神クロスであった。
この日1ゴール2アシストで勝利に貢献し、さらにはダビド・シルバとの巧みなコンビネーションや相手を翻弄する股抜きを見せるなど、とにかく暴れまくったデ・ブライネ。
そんなデ・ブライネからのアシストを決めたウィルフリード・ボニーはゴール後、こんなセレブレーションを見せていた。
De Bruyne reparte, Bony ejecuta. El belga tiene regalos para todos. #BoxingDay pic.twitter.com/auI7mamGFo
— La casa del fútbol (@casadelfutbol) 2015, 12月 26
デ・ブライネの方を指さすこのパフォーマンス。
このゴールはあくまでデ・ブライネのお膳立てによるものだということを主張するものだ。その活躍ぶりは、シティ選手の間でも一目置かれているようだ。