『Mirror』は「トッテナム・ホットスパーの新スタジアム建設にかかるコストを他のケースと比較した」という記事を掲載した。

現在新しいホワイト・ハート・レーンを建築するための計画を進めているトッテナム。6万1000人収容の新本拠地には4億ポンド(およそ722.1億円)の予算がかけられる予定となっている。

これは2004年に建設がスタートしたアーセナルのエミレーツ・スタジアムを超え、ロンドンのクラブが持つものでは最大のスタジアムとなる。

一方、まだ建設自体がスタートしてはいないものの、チェルシーも新しいスタンフォード・ブリッジを建設する計画を始めており、こちらも規模は6万人程度。コストは5億ポンド(およそ902.7億円)付近になることが発表されている。

ロンドンで最も建設費がかかったのは、クラブ所有でないためにランキングには入らない新ウェンブリーだ。こちらは2002年に建設がスタートしたものの工事が長引き、最終的には9億8900万ポンド(およそ1785.4億円)という巨額の費用がかかった。

そして、英国におけるスタジアムの建設費、そしてインフレ率をかけた調整後のコストは以下の通りとなっている。

17:ニューヨーク・スタジアム(ロザラム/2011年)

建築費:2000万ポンド

インフレ調整後のコスト:2180万ポンド(およそ39.4億円)

16:ブリタニア・スタジアム(ストーク/1996年)

建築費:1470万ポンド

インフレ調整後のコスト:2460万ポンド(およそ44.4億円)

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