パレルモ、ユヴェントス、ペルージャなどで活躍したイタリア代表FWファブリツィオ・ミッコリが現役引退を発表した。36歳だった。
昨シーズン限りでレッチェを退団し、6月にマルタのビルキルカラに移籍していたミッコリ。だが、挑戦は半年足らずで終わりを迎えることになった。
#Miccoli si ritira dal calcio. In #SerieATIM ha siglato 103 gol, 74 con il @palermocalcioit. Così lo racconta Dybala pic.twitter.com/rx0vbBxiZD
— Serie A TIM (@SerieA_TIM) 2015, 12月 16
マルタはイタリアに近いこともあり、キャリアの終盤に有名選手が移籍をセレクトすることもある。当時、ビルキルカラを昨年率いていたのはパレルモやペルージャでプレーをしたジョヴァンニ・テデスコであり、つまり共にプレーした元同僚であった。
ミッコリがリーグ戦で11試合6ゴールをあげる中、チームは3位と低迷中。テデスコ監督は解任され、今月10日にアシスタントコーチだったジョセフ・マンスエートが内部昇格している。そうした監督交代も影響したのかもしれない。
『Tuttosport』によるとビルキルカラとミッコリの関係はこれからも続き、ミッコリのサッカースクールとビルキルカラ・ユースの提携などを行う予定だという。