レスターに1-2と敗れ、ついにシーズン9敗目を喫したチェルシー。

試合後、ジョゼ・モウリーニョ監督はフラッシュインタビューの中で「トップ4の可能性はなくなってしまった」と認めており、厳しい状況に立たされている。

そんなチェルシーの危機を救う選手として注目されているのが、シャフタールでゴールを量産するMFアレックス・テイシェイラだ。

アレックス・テイシェイラは1990年生まれの25歳。ドウグラス・コスタらとともに2009年のU-20ワールドカップにブラジル代表とした選手で、ドリブルでの突破が武器のアタッカーである。

そんなアレックス・テイシェイラはここまでウクライナ1部リーグで22得点をあげている。同リーグはすでにウインターブレイクに入っているが、アレックス・テイシェイラの出場試合数はわずかに15。

驚異的なペースで得点を積み重ねており、『transfermarkt』によれば、現時点の欧州リーグでアレックス・テイシェイラ以上にゴールしている選手はいないようだ。

決定力に欠くチェルシーはこのアレックス・テイシェイラの獲得に乗り出すと報じられているのだが、その補強はこの1月に実現するかもしれない。

英国『Mirror』によれば、シャフタールのミルセア・ルチェスク監督がこのように述べているようだ。

ミルセア・ルチェスク(シャフタール監督)

「アレックスは現在、4000万ユーロ(およそ53億2000万円)以上の価値がある。

彼がこのパフォーマンスを維持すれば、シーズン終了後にはその価値は5000万ユーロ(およそ66億6000万円)になるだろう」

要は、来年夏になるとアレックス・テイシェイラの価格が高騰する可能性が高いようだ。

アレックス・テイシェイラにはPSGやユヴェントスも関心を抱いていると報じられているが、自身の夢はイングランドにあるという。また、シャフタールはCLで敗退したため、チェルシー移籍に拍車がかかったのではないかと見られている。

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