6日、来季のJリーグを戦う最後のチームを決める昇格・降格プレーオフが開催された。

先んじて行われたJ2・J3間昇格・降格プレーオフは、大分トリニータの本拠地大分銀行ドームで開催。

ファーストレグを落としている大分は前半にPKを獲得するも、高松大樹のシュートが止められてしまい先制ならず。

逆に引き分けでも昇格が決まる町田ゼルビアは、後半に獲得したPKを鈴木孝司がきっちりと決め、リードを広げた。

これにより町田ゼルビアが4年ぶりとなるJ2復帰を成し遂げるとともに、大分は初のJ3降格となった。

その終了後にキックオフとなったJ1・J2間昇格プレーオフは、セレッソ大阪の本拠地ヤンマースタジアムで開催。

初戦が0-0とスコアレスドロー、そしてこの試合の前半もスコアレスとなかなかネットが揺れない展開となったが、60分に玉田圭司のゴールが決まり、ホームのセレッソ大阪が先制点を奪取する。

苦しい状況になったアビスパ福岡であったが、87分に試合をひっくり返す。縦に速いカウンターから中村北斗の同点ゴールが決まり、年間順位で上の福岡が逆転した。

堅い守りを武器とする福岡はこの後セレッソ大阪の攻めに耐え抜き、2011年以来5年ぶりとなるJ1復帰を成し遂げた。

一方、プレーオフ前に監督交代という劇薬を投入したセレッソ大阪は、その甲斐なく決勝で涙を呑むことになった。

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