『Belfast Telegraph』は「ウェストハム・ユナイテッドのスラヴェン・ビリッチ監督は、マンチェスター・ユナイテッドの戦術は退屈ではないと話した」と報じた。
今週末の土曜日にオールド・トラッフォードでのマンチェスター・ユナイテッド戦を控えている。
チームの好調を引っ張ってきたフランス代表MFディミトリ・パイェットが怪我で離脱してからは低調で、ワトフォード、エヴァートン、トッテナム、WBAを相手に2分け2敗。
結果が求められる中でビッグマッチを迎えることになり、チームを率いるスラヴェン・ビリッチ監督は相手の戦術についてこうコメントした。
スラヴェン・ビリッチ
(ウェストハム監督)
「(マンチェスター・ユナイテッドは、現在試合がつまらないと批判を受けているが?)
私は多くの試合を見てきた。彼らについてはいつもテレビでチェックしている。
そして、彼らは毎試合多くのチャンスを獲得している。毎試合ボールを相手よりも保持し、対戦相手には1、2回のチャンスしか与えない。
彼らはもうアレックス・ファーガソンの時代とは違うのだ。特にホームではね。彼らはより衝撃的で、速く、ボックスの周りやその中でプレーしている。
しかし、まだ勝利は重ねられていない。それはゴールを決められていないからだ。
いくらかの人々は、彼らを楽しくないという。それを私は何度も聞いてきた。
彼らはボールを持って、相手にそれを渡すことなく、そして守りを固めている。
ポゼッションをして、ゲームをコントロールし、全ての試合で勝利しようと試みているが、それは以前よりも難しいと言える。
特にホームでは、他のチームが守ってきて、ボールよりも前に多くの選手が入ってくるものだからだ。
スペースやギャップがなかったら、素早くプレーすることは出来ない。そこで彼らはサッカーをコントロールしている。落ち着けている。
それはとても効果を現している。良い順位に付けているからね」
ルイス・ファン・ハール監督の戦術が「つまらない」として多くの批判を集めているマンチェスター・ユナイテッド。しかし、相手が守ってくる状況では攻撃的なプレーは難しいと話した。
ウェストハムは今週末どのような戦いを見せるのだろうか?