パイサンドゥのDFイアゴ・ピカチュウに名門フラメンゴからオファーがあったようだ。テレビ番組のインタビューで本人が答え、各メディアが伝えている。
「フラメンゴからの関心がありました」
ピカチュウは、あのジーコを生んだブラジルNo.1の人気クラブから獲得の打診があったことを証言した。さらに、
「それ以外にも複数から。1つは(フラメンゴと同じ)リオのクラブ、もう1つはミナスジェライス州のクラブ。私は、慎重に、注意深く検討するつもりです。
それから中国のクラブと約1か月の間接触していましたが、失敗しました。幾つかの理由です。
現在、国外からのオファーはありません。ただもしそれがあった場合は考えるかもしれません」
と、他にも複数のクラブから関心があったこと、中国のチームと交渉していたが破談に終わっていたことを明らかにした。
今シーズンいっぱいでパイサンドゥとの契約が切れるため、移籍が確実視されてきたピカチュウ。ただ全国選手権2部のシーズン中であることを理由に堅く口を閉ざし、このインタビューの最後にも「パイサンドゥに残留する可能性も否定しないで」と話していた。
しかし一時2位にまで浮上したチームは終盤の急降下で昇格を逃した。そして最終節を迎えた28日、ピカチュウは「今日はパイサンドゥのシャツを着てプレーする最後の試合です」と自身のSNSで切り出し、10年間所属したクラブとサポーターに感謝の気持ちを述べるとともに、新たな挑戦に踏み出すことを明らかにした。
なお、試合はオエスチと0-0で引き分け、パイサンドゥは7位でシーズンを終えている。