25日、『Straits Times』は「マレーシアサッカー協会は、今季限りでシンガポール・ライオンズXIIのリーグ参加を終了することを決定した」と報じた。
先日日本代表が対戦したシンガポールでは、U-22の選抜チーム(ヤング・ライオンズ)が国内リーグに、そして代表の大半の選手が所属するシンガポール・ライオンズXIIがマレーシア・スーパーリーグに参加していた。
代表チームをクラブチームのように強化していくというシステムで作られたシンガポール・ライオンズXIIは、2012年にマレーシアに参戦後リーグタイトルとFAカップを1度ずつ制覇するなど結果を残している。
しかし、マレーシアサッカー協会の執行委員会は、火曜日に行われた投票において、シンガポール・ライオンズXIIの参加を今季限りで終了させる方針を決定したとのことだ。
これによってシンガポール・ライオンズXIIは解散する可能性が高まっており、もちろんサフワン・バハルディンを初めとした代表チームの多くの選手がこの冬に所属先を失うことになる。
既に多くの選手はこの動きを理解して国内のクラブと接触してきたと報じられているが、もしシンガポール代表の有力選手を獲得しようという者がいれば、今冬は大きなチャンスになりそうだ。