22日、『Guardian』は「フォルクスワーゲンは、ドイツ・ブンデスリーガのハノーファー96、ヴェルダー・ブレーメン、シャルケ04、2部の1860ミュンヘンとのスポンサー契約を終了することを考えている」と報じた。

先日発覚したフォルクスワーゲンの規制逃れ事件は、78年間繁栄してきたドイツナンバーワンの自動車メーカーを震撼させるものとなっている。

罰金、訴訟費用、そしてリコールにかかる予算などで350億ユーロ(およそ4兆5700億円)とも言われる資金が必要になるとも言われている。

社内では2016年の投資計画から10億ユーロ(およそ13000億円)をカットすることを考えており、グリズリーズ・ヴォルフスブルク(アイスホッケー)に使われている年500万ユーロ(およそ6.5億円)の広告費を初めとしたスポンサーシップを整理するようだ。

その中にはサッカークラブも入っており、ハノーファー96、ヴェルダー・ブレーメン、シャルケ04、1860ミュンヘンとのスポンサー契約を終了することを検討しているという。1クラブあたりの額はおよそ150万ユーロ(およそ2億円)であったとのこと。

フォルクスワーゲンは現在スポンサー戦略の見直しを余儀なくされており、来年からどのような規模で行っていくかはまだ未定であると発表されている。

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