14日に行われたブラジル全国選手権2部の第36節アトレチコ・ゴイアニエンセ対マカエ。
この試合でマカエのヴァギネル・カリオカが決めた先制ゴールがすごかったぞ。
ズドーン!実況が一瞬言葉を失うほどのものすごいバズーカ砲だ!
ブラジルにはパワータイプのフリーキッカーが多い。ロベルト・カルロスはもちろんアレックス・ダ・コスタ、ナウド、かつて鹿島アントラーズで活躍したファボンなどもそうだろう。
ただそのスタイルはいずれも長い助走をとってからのもの。ヴァギネルはほとんど助走をとらず、さらに勢いもそれほどつけていなかったが、上記の有名選手たちに勝るとも劣らない威力のキックを突き刺したのだった。
ヴァギネルはこれまで2~3部のクラブを主戦場としてきた28歳の攻撃的MFで、これが今季初ゴール。そんな無名選手がこんなゴールを決めちゃうブラジルはやっぱりすごい。
試合は撃ち合いの末、マカエが残留を争うゴイアニエンセに4-3と貴重な勝利を収めている。