ここまで12節を終えた今シーズンのセリエA。

4連覇中のユヴェントスがすでに4敗を喫するなどこれまでのような結果が残せていない中で、首位に立っているのがパウロ・ソウザ新監督が就任したフィオレンティーナだ。

第8節のナポリ戦、第9節のローマ戦と連敗を喫したものの、ここまでリーグ最多となる9勝を記録しており、単独首位につけている。

そんなフィオレンティーナのプレースタイルを象徴するデータがあるらしい。

『Opta』によれば、ここまでフィオレンティーナは12試合で平均64.0%のボール支配率を記録しているのだが、これは過去11シーズンのセリエAにおいて最高の数値であるのだという。

これまで1位だったのは、2005-06シーズンのミランが記録した62.7%。当時のミランは特別ポゼッションスタイルのチームではなかったが、カカやクラレンス・セードルフ、アンドレア・ピルロといったテクニシャンが中盤にいた(セリエAは3位フィニッシュ)。

今季のフィオレンティーナにはボルハ・バレーロを中心としたスペイン人選手が4名もおり、そうしたことがポゼッション率の向上につながっているのかもしれない。

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