『Bild』は「ヴォルフスブルクのスポーツディレクターを務めているクラウス・アロフス氏は、バーゼルのスイス代表FWブリール・エンボロの獲得に近づいていると話した」と報じた。

ブリール・エンボロは1997年生まれの19歳。カメルーン生まれであるが若くしてスイスに渡り、バーゼルの下部組織で育成されたストライカーである。

各年代の代表チームに飛び級で招集され、既にA代表にも7試合出場。スイスの将来を担うタレントの一人だと考えられている。

バーゼルでもレギュラーとして起用されており、今季は10試合で4得点と好調を維持している。

ヴォルフスブルクは以前から彼の獲得に興味を持っているクラブの一つであると言われている。

今夏ケヴィン・デ・ブライネとイヴァン・ペリシッチを放出したことから資金には余裕があり、これらの収益をエンボロ獲得に投資する方針であるようだ。

クラウス・アロフス
(ヴォルフスブルクSD)

「我々は良い取り引きが進行している。経済的な問題に取り組んでいる最中である。我々が成功を求めるならば、さらに投資をする必要がある」

なお、エンボロの獲得には最低でも2500~3000万ユーロ(およそ34.1~41億円)の移籍金が必要になると予想されている。

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