昨シーズン、憎らしいまでの強さを誇ったチェルシーが苦しんでいる。

プレミアリーグ10節を終えた時点で、3勝2分5敗の15位。リーグカップでもストーク・シティの前にPK戦で散った。

そんななか、『Dailymail』が昨季の優勝に貢献した主力選手たちについて、今季の“採点”を行っていたので、ざっくり紹介する。

GK ティボー・クルトワ

アトレティコ・マドリーでの3年間のローンを経て、昨季チームに復帰。決定的なセーブを何度も見せた事で、新たな5年契約を結ぶことにもなった。だが、今季は良好とは言えない。スウォンジーとの開幕戦で退場になると、チームも2-2の引き分けに…。その後、WBA戦で復帰すると、PKを止めて勝利に貢献。だが、練習中に負ったヒザの重傷により、復帰は12月まで待たなくてはならない。

スタッツと評価

今季怪我をする前のプレミアではクリーンシートなし。評価:10点中5点

DF ブラニスラフ・イヴァノヴィッチ

昨季の彼は偉人であった。リーグ全38試合に先発し、相手攻撃陣を寄せ付けないそのやり方は熟練のそれだった。彼のパフォーマンスには一貫性があり、ビッグゲームにも強く、成功に不可欠な存在であった。

だが、彼は(チームの)負債となってしまった。今季はボロボロになっており、他の側面も驚くほど落ち込んでしまった。彼には大いに信頼があり、モウリーニョからの信頼もあったが、このようなトップレベルの選手の衰えぶりには当惑させられるばかりである。

スタッツと評価

今季ここまでのタックル数は19。昨季同時点は26。評価:10点中4点

DF クルト・ズマ

昨季序盤はカップ戦での出場に留まっていたが、徐々に真価を発揮し、プレミアリーグでも多く先発することになった。モウリーニョ監督がより頻繁にDFたちを交代させるようになったことで、この20歳は(今季)序盤から起用されている。その方針(DF陣のターンオーバー)が機能したがどうかには議論の余地があるが、ズマはDFラインの同僚に比べれば非難に値しない。

評価

10点中6点

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