29日、イングランドではキャピタル・ワンカップの4回戦が行われ、マンチェスター・ユナイテッドは2部に在籍するミドルズブラと対戦した。

試合はオールド・トラッフォードで行われ、ルイス・ファン・ハール監督はジェームズ・ウィルソンやジェシー・リンガード、アンドレアス・ペレイラといった若手選手を先発で起用。結局試合は0-0のまま90分で決着がつかず延長戦を経てPK戦に突入したのだが、ミドルズブラに1-3で敗れベスト16での敗退が決まった。

そんなこの試合でユナイテッドのゴールマウスを守ったのは、セルヒオ・ロメロだった。

シーズン開幕直後、ダビド・デ・ヘアの去就がまだ不確定だった時にはプレミアリーグで開幕後4試合に先発していたロメロだが、デ・ヘアの残留が決まると出場機会は激減。

この試合は8月30日以来の公式戦での出場であったのだが、久しぶりの実戦でひやりとするシーンがあった。

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0-0で迎えた66分、ダレイ・ブリントからのバックパスをまさかのトラップミス…。

ボールはバウンドしていたとはいえスピードはそこまで早くはなく、さらには相手選手のアプローチもそこまで厳しいものではなかった。結局ロメロはトラップに失敗しこのボールはゴールラインを割りコーナーキックになったのだが、あと少しオウンゴールを喫するという軽率なプレーだった。

突出した反射神経でスーパーセーブを披露する一方、こうしたミスも決して少なくはないロメロ。正GKであるデ・ヘアがしっかりとした足元のテクニックを持っているだけに、指揮官の中での両者の評価はまた大きく開いてしまったかもしれない。

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