26日、『L'Equipe』は「リゴベール・ソング氏がチャド代表監督に就任した」と報じた。
リゴベール・ソングは1976年生まれの39歳。カメルーン代表選手として137試合に出場した経験を持っている伝説的なディフェンダーであり、ウェストハム・ユナイテッドのアレクサンドル・ソングは甥に当たる。
クラブレベルでもリヴァプールやウェストハム、ガラタサライといったチームでプレーし、活躍を見せた。
2010年に現役を離れた後はメディアのコンサルタントとして働いており、指導者としての仕事はこれが初めてとなる。
チャド代表チームはFIFAランキング175位(10月現在)に位置しており、まだアフリカネイションズカップ予選を突破した経験もない。
現在行われているワールドカップ予選ではシエラレオネをアウェーゴールの差で下してセカンドラウンドに進出しており、来月エジプトとのビッグマッチを控えている。
リゴベール・ソング氏は監督としての初仕事が絶対に勝たなければいけないエジプト戦となり、大きなプレッシャーに対処しなければならない。