『BBC』は「アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、セオ・ウォルコットとオリヴィエ・ジルーの両名を賞賛した」と報じた。
20日に行われたUEFAチャンピオンズリーグでバイエルン・ミュンヘンに勝利し、2連敗と崖っぷちの状況から首の皮一枚繋がったアーセナル。
先発したのはこのところ結果を残しているウォルコットだったが、先制点を決めたのは途中出場のオリヴィエ・ジルー。
フィールドプレイヤーを獲得しなかったとして批判も浴びたが、結果的に現有戦力の力が向上している感がある。
ヴェンゲル監督は現状の前線について「あとは自分が上手く使えるかどうか」だと話した。
アーセン・ヴェンゲル
(アーセナル監督)
「我々は絶対に勝つ必要があった。そして、強い規律を持った試合でそれをやり遂げたんだ。
それは我々の信念、そしてファンの信念を強くしてくれるものだ」
「(ウォルコットと入れ替えたオリヴィエ・ジルーが先制点を決めた)
彼には信頼を与えている。あれは彼にとって簡単ではなかった。
ジルーは若干調子を落としていたが、しかし最高の状態に戻りつつある。集中力と魂を見せた。彼は勝者である。
グラウンダーの展開が上手く行かないとき、彼は我々に空中戦というオプションを与えてくれる。
私はジルー、そしてウォルコットの両者を好んでいる。問題なのは、私が彼らを正しい方法で使ってやれるかどうかだけなんだ」
「(ペトル・チェフが素晴らしいセーブを見せた)
チェフは我々を試合に留めてくれた。それについては、マヌエル・ノイアーについても同じことが言えるね。
ここには二人の最高の――世界最高のゴールキーパー達がピッチに立っていたんだ」