リヴァプールの新監督ユルゲン・クロップの初陣として注目を集めたリーグ第9節のトッテナム戦は0-0のスコアレスドローで終了した。

ホワイト・ハート・レーンでのプレミアデビューを終えたクロップは「(試合までの準備に)3日しかないのを分かっていたし、トッテナムはとても強い。なので、難しくなることは分かっていた。だが、本当に満足しているよ。序盤は素晴らしかったし、彼らを少しばかり驚かせたからね」などと述べていた。

クロップが語ったように序盤は素晴らしいインテンシティを見せたリヴァプール。さっそく『Sky Sports』がこんなデータを提示していた。

リヴァプールはこの試合で116kmを走行し、スプリントは614回を記録。どちらも今季のリーグ戦において最も高い値をマークしたというのだ。

走行距離は前節のエヴァートン戦と比べて、ほぼ10km増。スプリントもこれまでの平均値と比べ、140以上も多くなったという。

そのなかで、MFジェームズ・ミルナーは13.1kmを走行し、82回のスプリントを記録。これはこの試合で誰よりも多いものだったそうだ。

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