EURO2016予選の開幕直後から連勝を続け、あっさり本戦出場を決めたイングランド代表。

すでに本戦を決めていたということで、ロイ・ホジソン監督は12日に行われたリトアニアとの予選最終節でフレッシュな顔ぶれをスターティングイレブンに起用した。

そのメンバーは以下の通り。

GK:ジャック・バットランド
生年月日:1993/03/10 (22歳)

DF:カイル・ウォーカー
生年月日:1990/05/28 (25歳)

DF:フィル・ジョーンズ
生年月日:1992/02/21 (23歳)

DF:フィル・ジャギエルカ
生年月日:1982/08/17 (33歳)

DF:キーラン・ギブス
生年月日:1989/09/26 (26歳)

MF:ジョンジョ・シェルヴィ
生年月日:1992/02/27 (23歳)

MF:ロス・バークリー
生年月日:1993/12/05 (21歳)

MF:アダム・ララーナ
生年月日:1988/05/10 (27歳)

FW:アレックス・オックスレイド=チェンバレン
生年月日:1993/08/15 (22歳)

MF:ジェイミー・ヴァーディ
生年月日:1987/01/11 (28歳)

MF:ハリー・ケイン
生年月日:1993/07/28 (22歳)

平均:24.72歳

ウェイン・ルーニーやジョー・ハートといった主力を外し、代表経験の浅いメンバーを中心に11名を選んだのだ。

この日先発した選手の最高齢はフィル・ジャギエルカの33歳。ジャギエルカはこの日キャプテンマークを巻いて出場し、若いチームをまとめてみせた。

ほとんどの選手が25歳以下の選手であり、ヴァーディ×ケインという2トップは数年後に代表チームのエースになっていてもおかしくはないセットである。また、この試合ではトッテナムMFデル・アリが途中出場で代表デビューを飾っている。

イングランド代表といえば2014年ワールドカップをもってスティーヴン・ジェラードやフランク・ランパードといった中心選手が引退。長きにわたって代表チームを支えてきたジョン・テリーなどもトップパフォーマンスの状態ではなく、世代交代が叫ばれていた。

そうした現状もあり、EURO予選の最終節でホジソン監督はこのようなテストの場を設けたようだ。

なお、この日の試合はリトアニアのヴィリニュスで行われた。スタジアムのピッチは人工芝であったが、0-3と勝利し見事10戦10勝で予選を終えている。

それでは、この日生まれた全ゴールを見ていこう。

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