10月10日、『Thisismoney』は「違法解雇の容疑で訴えを起こされていたスポーツ・ダイレクト社の最高経営責任者デイヴ・フォーセイ氏が辞任した」と報じた。
スポーツ・ダイレクト社は、ニューカッスル・ユナイテッドのオーナーであるマイク・アシュリー氏が設立した小売りサービス会社である。
Sports Direct chief executive charged with criminal offence over collapse of USC http://t.co/Z40D2ozgr1 pic.twitter.com/lqQzvzZqMo
— Telegraph News (@TelegraphNews) 2015, 10月 9
同社は今年1月に倉庫の従業員およそ200名を解雇。しかしその通知が僅か15分前であったことから、違法な解雇であるとして元従業員からCEOのデイヴ・フォーセイ氏に対して訴えが起こされていた。
デイヴ・フォーセイ氏は8月15日に裁判所で行われる公聴会に出席することになっていたが、それが来週まで延期されることが決定。
その理由は、デイヴ・フォーセイ氏が10年間務めてきたスポーツ・ダイレクト社のCEOを辞任したからであるとのことだ。
また、スポーツ・ダイレクト社はCEOに対して訴えが起こされていることを株主に対して明かしておらず、これについても批判が集まっているという。
この影響を受けてスポーツ・ダイレクト社の株価は7%下落しており、大きな損失を発生させているものと考えられている。
ニューカッスル・ユナイテッドもプレミアリーグで最下位に沈み、会社も苦難の時を迎えている。マイク・アシュリー氏にとっては頭の痛いシーズンになりそうだ。