日本時間9日早朝、リヴァプールは新監督にユルゲン・クロップを迎えると公式発表した。

本来は9日の午後6時からスタートする記者会見で発表されると思われていたクロップの監督就任。さらには欧州各国がEURO2016予選を戦っている最中の発表ということで驚きをもって受け取られたが、やはりレッズの新監督はこの男だった。

さて、そんな新監督就任のニュースは瞬く間に世界中へと拡散したのだが、クロップが7シーズンを過ごしたドルトムントはこの知らせを聞いた直後こんなユーモアあるツイートをしていた。

「我々はその知らせを今日知りました。なんてこったい!コップでの、そしてリヴァプールでのユルゲン・クロップの幸運を祈ります」とメッセージを送ったドルトムント。注目してほしいのは、添付されたその写真だ。

横断歩道のような場所をクロップが渡っている写真が載せられている。

これはイギリスにある通り「Abbey Road(アビー・ロード)」であり、リヴァプール出身の伝説的ロックバンド"Beatles"がこの横断歩道を渡っている写真をアルバム曲のジャケットにしたことで有名な場所だ。

こちらがそのジャケット。この通りの近くのスタジオでBeatlesはレコーディングをしていた。

そんな誰もが知る一枚をモチーフにし、クロップがアビー・ロードを歩いているかのような写真でクラブを支えた名指揮官にエールを送ったドルトムント。これはオシャレすぎる!

このツイートはリヴァプールの公式Twitterアカウントにもリツイートされており、すでに2万回近く拡散されている。

ちなみに混同されることもあるが、この「アビー・ロード」があるのはリヴァプールではなくロンドンである。

そのことをドルトムントも気にしていたようで、「ええ、もちろん我々はアビー・ロードがロンドンにあることを知っています」と即座にフォローの投稿。“ナカの人”の気の利きようがすごい!

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