先週末行われたブンデスリーガの天王山、バイエルン対ドルトムント戦。

試合はホームのバイエルンが5-1と快勝し無敗対決を制し今シーズン初めてドルトムントに土をつけたのだが、この試合で生まれた先制点はDFジェローム・ボアテングが起点となっていた。

0-0で迎えた26分、最終ラインでボールを持っていたボアテングはドルトムントの一瞬を突き、前線へロングフィード。これにトーマス・ミュラーが上手く抜け出しGKロマン・ビュルキと1対1の状況になると、反転しながらも冷静にゴール!

35mクラスの1本のパスが、試合の均衡を破ったのであった。

こうしたアシストを記録するなど、主にビルドアップの点で見せ場を作ったボアテングをグアルディオラ監督は試合後、「ビルドアップに関しては最高の選手の一人」とに称賛していた。

昨シーズンのCLではリオネル・メッシのドリブルの前に、“アンクルブレイク”してしまったボアテング。しかし、ここまでブンデスリーガでは好調をキープしており、多様なシステムを使うバイエルンにおいても貴重な戦力となっている。

そんなボアテングはこの試合でもう1本、ハーフウェーライン手前からゴールを演出していた。

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