アーセナルが、フランス代表SBのマテュー・ドゥビュシを放出する場合、代役としてベンフィカの右SBネウシーニョを狙うと報じられている。
ドゥビュシについてはユヴェントスが心臓手術で離脱したシュテファン・リヒトシュタイナーの代役として狙っていると噂されているが、『Metro』の報道によればアーセナルはその際の代役としてネウシーニョをリストアップしているという。
ネウシーニョことネウソン・カブラウ・セメドは1993年生まれの21歳。リスボン生まれだがカーボヴェルデにルーツを持っている選手。シントレンセという下部リーグのクラブでプレーしていた17歳の時にベンフィカに引き抜かれ、その後は下部組織でプレー。今夏のマキシ・ペレイラの退団によって空いた右サイドバックのポジションを獲得した。
2015-16シーズンの初戦からレギュラーとして出場しており、10月2日にはフル代表にも招集されるなど将来を大きく嘱望されている選手である。アフリカ系らしく非常に身体能力が高い選手で、攻撃力が魅力。やや雑なところはあるが、勢いのあるドリブルとオーバーラップを備え、テクニックも高くフィジカルも強靱だ。
ドゥビュシがユヴェントスへ行き、ネウシーニョがアーセナルへ、そんなことが1月に起きるかもしれない。