ユヴェントスとのCL第1節に敗れたマンチェスター・シティは1日、アウェイでボルシアMGと対戦。
結局試合は1-2でシティが勝利するのだが、この試合で存在感を発揮したのがGKジョー・ハートだった。
負傷のため、先週末に行われたトッテナム戦を欠場していたハート。
このボルシアMG戦では前半のうちに相手FWラファエウとパトリック・ヘアマンにそれぞれ1対1の場面を作られるもどちらもセーブしており、ボルシアMG攻撃陣の前に立ちはだかっていた。
そして、とりわけ大きな仕事を見せたのは20分。ラファエウのドリブル突破にニコラス・オタメンディが自陣ペナルティエリア内でファールを犯してしまい、これがPKの判定に。ラファエウはゴール左隅を狙ったのだが…
Quase que o @Borussia abre o placar, mas Hart não deixou! Tá emocionante demais, vem com a gente! #LigaNoEIPlus
https://t.co/7xZDDUrFHf
— Esporte Interativo (@Esp_Interativo) 2015, 9月 30
これをハートがセービング!
ラファエウのボールはコース、スピードともに甘くはなかったが、完璧にコースを読んでいたハートによって防がれた。
The referee blows for half time with the scores still level, Joe Hart keeping his side in it so far #BMGvCity 0-0 pic.twitter.com/V6q46kjUoz
— Borussia (@borussia_en) 2015, 9月 30
ホームのボルシアMGが前半攻勢を仕掛けていただけに、試合の行方を大きく変えたとさえ言えそうなハートのこのPKストップ。
このセービングの後、『Infostrada Sports』が驚愕のデータを紹介していた。
Joe Hart has saved 5 of the last 9 penalties in all competitions, including the last 2 in the #UCL. #bmgvcity #mcfc
— Infostrada Sports (@InfostradaLive) 2015, 9月 30
同メディアによれば、ここ2シーズンのCLを含む直近9本のPKのうち、ハートは5本をセーブしているのだという。
9本中5本のPKを阻止しているということは、阻止率55.5%。キッカー有利のPKでこの数字は凄すぎる!
ハートといえば、昨シーズンのCLベスト16のバルセロナ戦1stレグでも試合終了間際にリオネル・メッシのPKを防ぎ、シティを救ったことが記憶に新しい。今後も、「PKに強いGK」として知られていくのだろうか?