9月27日、クリスタル・パレスに所属しているコンゴ民主共和国代表FWヤニック・ボラジーは、自身のツイッターで「クラブとの契約を延長した」と公式発表した。

同日クリスタル・パレス側からも契約延長のアナウンスが出され、期間が新たに3年半加わったことが発表されている。

ヤニック・ボラジーは1989年生まれの26歳。フランス生まれであるが若くしてイングランドに渡り、16歳でラッシュデン・アンド・ダイヤモンズに入団したアタッカーである。

その後下部リーグで実績を積み重ね、2012年にブリストル・シティからクリスタル・パレスに入団。フットボールリーグ・チャンピオンシップ(2部)でレギュラーとして活躍し、チームをプレミアリーグに引き上げた。


豊かなスピードとフィジカル、さらに技術まで兼ね備えた優秀なドリブラーとしても知られており、今夏はトッテナム・ホットスパーから熱心に誘われたと言われている。

しかしチームを率いているアラン・パーデュー氏は彼を欠かせない選手であるとして高額の移籍金を要求し、最終的にはクリスタル・パレスに残留した。

アラン・パーデュー
(クリスタル・パレス監督)

「これは良いニュースだ。この男を確保できたのは、クラブにとって素晴らしい話だ。

彼はファンに愛されているだけでなく、偉大な人物であり、偉大なキャラクターを持っているエキサイティングな男だ。名声と成功を約束されたような男だ。

私の最優先事項は、彼を成長させるために、このクラブに残すことだった。そして彼が進化し、クラブを前に進めることが出来たならば、それは大きな出来事だ」

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