9月23日、『Daily Mail』は「『GoEuro』のサッカー物価指数ランキングにおいて、ドイツ・ブンデスリーガが1位、イングランド・プレミアリーグが4位にランクインされた」と報じた。
近年欧州の各リーグでは、マーケティング活動が活発になるに従ってチケット価格が高騰し始めており、特にイングランドやスペインなどでは試合観戦にかかるコストが膨らんでいる。
旅行をサポートするオンラインプランナーであるGoEuroは25カ所のリーグを調査し、観戦にかかる費用、ピッチ内での試合のレベルなどを総合してランキングを作成した。
その順位は以下の通りとなっている。
- ドイツ ブンデスリーガ
- スペイン リーガ・エスパニョーラ
- ポルトガル リーガNOS
- イングランド プレミアリーグ
- アルゼンチン プリメーラ・ディビシオン
- フランス リーグアン
- ベルギー ジュピラーリーグ
- イタリア セリエA
- トルコ シュペルリギ
- ブラジル セリエA
現在もっとも経済的に成長しているといわれているプレミアリーグは、平均53.76ポンド(およそ9856円)という世界最高額のチケットがネックとなって4番手に沈んでいる。
それに続き、リーガ・エスパニョーラもチケットは平均50.83ポンド(およそ9319円)と高額であることが報告されているものの、こちらは総合では2位にランクインしている。
一方トップになったドイツ・ブンデスリーガは平均23.02ポンド(およそ4220円)とかなりチケット価格が安く設定されており、イングランドの人々が地元でプレミアリーグを見ることと、ドイツに遠征して観戦することが、コスト的にほとんど変わらない状況になっているという。
ナレン・シャーム
(GoEuro CEO)
「ドイツまで向かってブンデスリーガを観るコストは、英国に留まってプレミアリーグを観るのと同程度になっている。
毎週英国から2000人以上のファンがボルシア・ドルトムントの試合を観るために旅行している。そして1500人以上の英国人がザンクト・パウリを見に来る。1000人以上がウニオン・ベルリンを観戦しに訪れる。
これらの数が意味するところは、イングランドの地元に住むファンが、そこでの試合に公正な価格が適用されているのかどうかに疑問を持っているということなのかもしれない」
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