9月21日、イングランドサッカー協会は「チェルシー対アーセナルの試合で暴力行為を行ったジエゴ・コスタ、ガブリエウ・パウリスタの両名について、懲戒処分を検討することを決定した」と発表した。
土曜日のランチタイムに行われたチェルシー対アーセナルの試合は荒れ模様の一戦となり、前半の間にジエゴ・コスタと衝突したガブリエウ・パウリスタが退場。
後半にはサンティ・カソルラもレッドカードを受け、9人になったアーセナルは0-2と敗北した。連敗していたチェルシーはようやく白星を奪取することに成功している。
チェルシー側としては貴重な勝ち点3を奪取しただけではなく、エースのジエゴ・コスタが退場せずに済み、次節に向けても大きな転回点となったはずだった。
しかし、イングランドサッカー協会は、ガブリエウ・パウリスタとの衝突の原因となったジエゴ・コスタのローラン・コシェルニに対する行為が懲戒処分の対象に当たるとして罰則が与えられる可能性が浮上している。
また、ガブリエウ・パウリスタに関しても同じく暴力行為があったとして更なる罰則が与えられる可能性があると発表されている。
そして、協会の発表にはその内容については書かれていないものの、アーセナルが公式サイトに記載した控訴文によれば、ガブリエウ・パウリスタに対しては3試合の出場停止処分が検討されているとのこと。
また、ジエゴ・コスタに対しても同じく3試合の出場停止処分が言い渡されるのではないかと推測されている。
この問題に関しては、今後委員会のメンバーによって該当の行為の内容が検討された後、罰金の額、そして出場停止処分の期間が決定されることになる。