9月19日、『Mirror』は「イングランド・プレミアリーグのリヴァプールは、今季ミランに貸し出しているイタリア代表FWマリオ・バロテッリの給与を週6万ポンド(およそ1160万円)負担している」と報じた。
昨年夏、ACミランから1600万ポンド(現在のレートでおよそ31億円)という移籍金でリヴァプールにやってきたマリオ・バロテッリ。しかしプレミアリーグではわずか1ゴールと期待を大きく裏切り、今夏はレンタルの形で古巣に復帰することになった。
しかし、リヴァプールはこのACミランとの取り引きにおいて、相手に給与を負担させることには失敗しており、今季も週6万ポンドをバロテッリに支払っている状況にあるという。
これは年換算するとおよそ312万ポンド(およそ6億円)で、昨季の年俸である400万ポンド(およそ7.7億円)よりは減額されているものの、かなり大きな数字となっている。
バロテッリとリヴァプールとの契約は2018年まで残っており、このまま彼の給与を負担し続けるとすれば、わずか1ゴールの選手に対して2500~3000万ポンド(およそ48.4~58.1億円)に近い支出を行ったことになる。
とはいえ、既にリヴァプールでは居場所がなくなってしまっているバロテッリがこの契約を全うするとは思えず、もしかしたら来年夏に買い取ってくれるクラブが現れるかもしれない。
何にせよリヴァプールにとっては、売るにしても呼び戻すにしても、バロテッリが今季ミランで活躍してくれることを望むばかりであろう。