第3節で実現した今シーズン最初のミラノダービー。

7万人を超える観衆が押し寄せたこの試合を制したのは、ホームのインテルだった。

決勝点をあげたのはフレディ・グアリン。

58分、カウンターからダヴィデ・サントンが持ち出すとパスを受けたグアリンが左足でパワフルショットをネットに突き刺し、結局このゴールが決勝点となった。

これでインテルは開幕3連勝を飾った。スコアはいずれも1点差であるが、ユヴェントスが躓くリーグ戦で首位をひた走っている。

さて、そんなこのミラン戦に先発したインテルの選手がなかなか国際色豊かな感じであった。先発した11選手は以下の通り。

GK:サミール・ハンダノヴィッチ(スロベニア)
DF:ダヴィデ・サントン(イタリア)
DF:ジェイソン・ムリージョ(コロンビア)
DF:ギャリー・メデル(チリ)
DF:フアン・ジェズス(ブラジル)
MF:ジョフレイ・コンドグビア(フランス)
MF:フェリペ・メロ(ブラジル)
MF:フレディ・グアリン(コロンビア)
MF:イヴァン・ペリシッチ(クロアチア)
FW:ステヴァン・ヨヴェティッチ(モンテネグロ)
FW:マウロ・イカルディ(アルゼンチン)

11選手で9国籍!

インテルのクラブ名は"Football Club Internazionale Milano"といい、「世界中の選手に対して門戸を開く」という理念からクラブが設立されている。

そして、この日の先発メンバー11人の中には9ヵ国の選手が含まれていたのだ。This is インテル!

『Soccerway』の先発リストを見ても、国旗はこの通りカラフルな感じである。

国籍が被っているのはコロンビア(ムリージョとグアリン)とブラジル(フアン・ジェズスとフェリペ・メロ)。インテルはもちろんイタリアのクラブであるが、先発メンバーの中でのイタリア国籍はサントンのみで、このあたりもどことなくインテルらしさ満開である。

なお、ミランの先発選手にはスペイン、スロバキア、日本といった国籍の選手もおり(それぞれディエゴ・ロペス、ユライ・クツカ、本田圭佑)、この試合に先発した22名の中には12国籍の選手がいたことになる。

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