9月8日、『Calciomercato』は「ユヴェントスは、パレルモのフランコ・バスケス獲得を目指して入札を行っていた」と報じた。
今夏のマーケット中盤でチリ代表MFアルトゥロ・ビダルをバイエルン・ミュンヘンに放出したユヴェントスは、その資金を利用して中盤の選手を補強することを考えており、以前から狙っていたドラクスラーの獲得を目指してシャルケと接触した。
しかしその交渉は、デ・ブライネをマンチェスター・シティに売却したヴォルフスブルクが横やりを入れてきたことによって失敗に終わり、インテルのブラジル代表MFエルナネスを獲得することになった。
しかし、ユヴェントスが最初に狙っていた中盤の選手は、パレルモのイタリア代表MFフランコ・バスケスであったという。
今夏マーケットの初期にパウロ・ディバラの取り引きを行った際、ユヴェントスはバスケスの獲得が可能かどうかを問い合わせ、その際に2500万ユーロ(およそ33.9億円)という価格が伝えられたとのこと。
ユヴェントスはゲッツェの獲得が不可能になった7月下旬に再びバスケス獲得に動いたものの、その際にもパレルモは「売る気はない」として断りの返事を行ったようだ。
マーケットの最後には1700万ユーロ(およそ23.1億円)での入札を準備していたが、エルナネスの獲得が決定したため、取り引きが行われることはなかった。
ユヴェントスとしては希望が叶わなかった形になるが、マッシミリアーノ・アッレグリ監督はフランコ・バスケスのプレースタイルが「少し遅い」という印象を持っており、結果的にエルナネスを獲得出来たことは好ましいと考えているとのことだ。