元アイルランド代表MFロイ・キーンといえば、マンチェスター・ユナイテッドの黄金時代を経験し「闘将」のニックネームで知られたファイターだった。
現役引退後は、サンダーランドで監督を皮切りに指導者の道に進み、現在はアイルランド代表のアシスタント・コーチを務めている。
そんなアイルランド代表は、4日(日本時間5日)のEURO2016予選ジブラルタル代表戦で苦戦しながらも4-0と勝利した。
試合結果さながらに注目されたのが、ロイ・キーンの風貌である。
現役時代の印象からは想像もできない髭を蓄えたキーンの姿を、『Irish Mirror』は16世紀に活躍したパオロ・ヴェロネーゼの絵画にソックリであると伝えている。
パオロ・ヴェロネーゼはパオロ・カリーアリの名前でも知られるイタリア・ヴェローナ出身の画家で、ルネサンス後期のヴェネツィアを代表する1人である。
『カナの婚礼』(画像参照)、『レヴィ家の饗宴』などの作品が有名だ。
その中で、キーンは『Portrait of Gentleman in a Fur』、日本語でいうと毛皮の紳士の肖像で描かれている紳士とそっくりであるという。