8月25日、『AS』は「レアル・マドリーの元スペインU-21代表MFアシエル・イジャラメンディは、レアル・ソシエダに移籍することがほぼ決まった」と報じた。

既に取り引きの条件には当事者間で合意しているとのことで、あとは選手側の合意と公式発表を待つのみの段階まで進んでいるという。

条件については1年のローンで、シーズン終了後に買い取り義務が発生する。その額は1600万ユーロ(およそ21.7億円)で、2013年にレアル・マドリーが獲得した際の3210万ユーロ(現在のレートでおよそ43.6億円)と比較するとおよそ半分となる。

さらに記事によれば試合出場数による変動、そして将来的に移籍した際のボーナス、買い戻しオプションなども含まれている可能性が示唆されている。

アシエル・イジャラメンディは1990年生まれの25歳。レアル・ソシエダの下部組織で育成され、スペインのユース代表でも活躍を見せた守備的MFである。

上記のように2013年にレアル・マドリーと6年契約を結んでおり、まだそれは4年間残っている。しかし、出場機会があまりない状況でイジャラメンディ自身も退団を考えていると言われており、今夏は多くのクラブと噂になった。

特にイングランド・プレミアリーグのリヴァプールとは合意に至ったとも報じられていたが、その後の進展が聞かれなくなり、最終的には古巣への復帰に前向きになっているとのことだ。

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